
おにぎり協会は、2026年1月27日(火)に開催する「おにぎりサミット2026」に、スペシャルゲストとして、お笑い芸人のなかやまきんに君さん、餅田コシヒカリさんの出演が決定した。
また、同協会は、おにぎりを広める活動に貢献したおにぎり太郎さんへの感謝状の贈呈も行う。
スペシャルゲストが決定
変更になる可能性もあるが、同イベントになかやまきんに君さん、餅田コシヒカリさんの登壇が決定した。
なかやまきんに君さんは、長年にわたり“正しいトレーニングと栄養”を軸に身体づくりに真摯に向き合ってきた彼にとって、食事は欠かすことのできない重要な要素。なかでも、おにぎりはシンプルでありながらエネルギー補給・身体づくりの観点でも優れた日本の代表的フードとして、日頃からその価値を発揮している。
こうした“食と健康づくり”への真摯な姿勢が今回の起用の決め手となったとのこと。当日は、おにぎりが持つパワーや、日常の食が身体づくりにもたらす影響について語る予定だ。

名前の通り「おにぎり大好き!」と語る餅田コシヒカリさんは、同イベントに欠かせない存在だそう。
各自治体自慢のおにぎりはもちろん、具材、それに合う飲み物、みそ汁などの様々な要素の素晴らしさをおにぎり協会とともに広める。
おにぎり太郎さんに感謝状贈呈が決定


おにぎり協会は、おにぎり文化の発展に寄与した人物を毎年表彰している。第3回目となる今年は、SNSで“世界一のおにぎり”として話題を集めているおにぎり太郎さんへ感謝状の贈呈が決定した。
おにぎり太郎さんは、自身が握ったおにぎりを食べた外国人が“世界一のおにぎり”と紹介した投稿をきっかけに一躍注目を集め、おにぎりブームの火付け役とも言われている。また、福岡県の八女市で「膳 八女や」を今年オープンし、そのコースの主役も “おにぎり”だそう。
Onigiri Japan会員抽選で10組20名を招待
同イベントでは、おにぎり協会が運営するWEBマガジン「Onigiri Japan」会員を対象とした招待企画を実施。
今回のサミットは招待制で一般来場者の参加予定はないが、抽選で10組20名が招待される。12月末までの登録で応募可能だ。
特別セッションには鈴木 宣弘氏が登壇

特別セッション「日本のおにぎりを世界へ ―一次生産から世界市場まで、フードバリューチェーンを考える」(仮)には、東京大学大学院 農学生命科学研究科 特任教授、名誉教授の鈴木宣弘氏が登壇する。
「令和の米騒動」から見る日本の食料安保と生産の課題について、基調講演後、クロストークを実施。登壇者は追って発表される。
おにぎりサミットが目指すこと


おにぎりサミットは、おにぎり協会が2024年に創設した、自治体・企業・一次生産者・教育機関など多様なパートナーが一堂に会する食文化・地域連携イベントだ。
おにぎりサミットが目指すこととして、おにぎり協会代表理事・中村祐介氏は「おにぎり協会は、日本が世界に誇る料理であるおにぎりの国内外での普及を目的に、2014年に設立されました。おにぎりに対する関心は海外を含めて広がり、各地で新たなおにぎり文化やスタイルが生まれつつあります。
2024年からは、『おにぎりを通じて地域をつなぎ、新しい価値を生み出す』取り組みをさらに加速させています。おにぎりは具材や背景となる文化の幅が広く、そこから議論は一次生産、農業や漁業の持続性、フードツーリズム、防災・復興といった幅広いテーマへと発展します。
おにぎりサミットは、こうした多様な課題や可能性を共有し、自治体・企業・一次生産者・生活者が垣根を越えて連携し、新たな価値やイノベーションを生み出すためのプラットフォームです。おにぎりをきっかけに、日本の地域を元気にし、食文化の未来をより良いものへとつなげていくことを目指しています。」とコメントを寄せている。
今回のイベント当日は、各14自治体が自慢のご当地食材で作るおにぎりの試食や、令和の米騒動をテーマにしたトークセッションなど、盛りだくさんの内容を展開していく。日本の地域や企業、個人や教育機関がおにぎりという文脈で繋がりあい、新たな価値創出と日本の食の未来を考えるイベントを目指している。開催概要については、追って発表されるとのことだ。
この機会に「おにぎりサミット2026」をチェックしてみては。
おにぎりサミット公式HP:https://summit.onigiri.or.jp
「Onigiri Japan」会員登録ページ:https://www.onigiri-japan.com/login?redirect_to=https://www.onigiri-japan.com/group
おにぎり協会公式HP:https://www.onigiri.or.jp
(熊田明日良)